フォースのお導きと言わんとばかりにインドでヨガの修行をすることにした私
「座学が半分くらいあるからね!」
とその程度しか前情報を入れずにインドは南、トリバンドラムへと向かった。
乗り継ぎ二回そのトランジット時間合わせて10時間以上、
約1日かけてのインド入り。
とにかく暑い。
でも嫌いじゃないな。
この暑さ。
この時季節は1月。
日本はダウンがいるほど寒いけど
こちらは真夏。
私の季節。
生徒は200人程度、世界各国から集まる。
でも半分くらいはインド人。
そして男女比は半々くらい。
驚くことに世界のヨガは男性が多いのだ。
年齢は最年少が10代インド人ボーイ
最年長は60代?70代?フランス人マダム
体型もバラバラ。肌の色も様々。もちろん言葉も色々。
何だかこーゆー人達で1ヶ月生活を共にするのか、、、、
異空間すぎてまるでそこはスターウォーズの世界みたいだった。
海外旅行には良く行くけれど、長期間生活を共にするというのはなかなかしない体験。
そう、これは単なる「旅行」ではないから。
(と書いたけど過去にイギリス滞在2ヶ月弱、セブに約半年生活してるけれど)
入学の儀式(ただの式ではなく、儀式!)の後、
200人の生徒の自己紹介
名前、国、何故きたのか?を英語でスピーチ
ドキドキしたけど、セブでの語学留学の成果で! というより度胸で乗り切った。
私のきっかけは前述の通りだけど、
「ヨガはビギナーだけど、ヨガ後の気持ちよさが大好きで、
なんでこんな幸せな気持ちになるのか知りたくて来た。」
とスピーチした。in English.
さっそく、スワミ シータ (スワミSwamiとはヒンドゥー教の言葉で教師と言う意味)
の授業が始まる。1日半分は座学があるって聞いてたヤツだ。
スワミ シータは言う
「ヨガとは何か?
それは、、、、
ヨガとは瞑想の一部です。」
へ〜 meditation (瞑想)〜
え?
ヨガって瞑想なの?!
エクササイズの一種じゃないの‼︎!!
ヨガが瞑想の一部だなんて初耳すぎる‼︎‼︎
あ、でもだから気持ち良い、幸せな気分になるんだぁ〜
と変に納得。
ん?という事は、私の疑問は解決したわけ!?
来て早々に回答をもらっちゃったわけ!?
もー帰っても良いかな?笑
だって、たった数日で私がここに来た目的が果たされてしまったからね。。。
いいかな?
いいよね?
と自問自答。
というのも、ここ、アシュラムでの生活はいままでとまるで違う。
朝5時20分に鐘がなり起床
まだ暗い6時より朝の儀式が始まる。。。。夜は10時頃解散。。。。
時差もあるしフライトの疲れもあるしで
辛かった。
正直、帰れるならば帰りたかった。
でも来た瞬間に帰るのもなんだし、結局、留まることにするんだけど、、、
本当にツライ。
タイムスケジュールもさることながら、
なれない事をするのは一苦労。
自由時間の合間を縫って宿題や洗濯もしなければならない。
洗濯は洗濯機もない手洗い。
このハイテク21世紀に手洗い!
信じられない!
手で洗うなんて下着くらいしかやったこと無いし、全てが初体験!
もーどーすんのっ!!!
さらにヨガのポーズ(アーサナと言います)を練習するのも1日3時間〜4時間弱あって、
体力の無い私にとってはハードだったの。
できないポーズ多すぎるし。
だから、帰ろっかなと最初の一週間ずっと思っていた。
知りたかった事、ヨガって瞑想の一部って分かったから帰っても良かったの。
でも、私には次の疑問が湧いてきた。
ねぇ、そもそも瞑想ってなに?って。
ねぇ、瞑想ってなに?
*写真はインド最南端 カンニャクマリ
0コメント