私は、自分をすごい人だとかいかぶっていたのよね。
目が覚めたと言うか、ソレがよくわかったの。
通勤中の楽しみが読書で。
とてもいい本だよって勧められて読み続けていたの。
ゆっくりゆっくりと。
そのうちの一行がとても衝撃的で。
『私はただの医者でしかすぎない。私ができることといえば、病気を見つけ薬を出してあげること。そして治るように祈るくらいしかできない』と神様にお願いしたトゥルシーの葉を患者に差し上げた
と言うもの。
私は衝撃的だった。
あの偉大な彼であっても治すことはできないのだ。
医者であっても、治せない。
治すのは患者本人であり、神である。
もっといえば、彼自身でもあり彼のの中にいる神なのかと。。。
あぁ、かつて私は、自分の仕事に誇りを持てないでいた。
と言うかむしろ治らない、と言うか治す気もない人に薬を渡して何になるんだ。
と憤りさえ感じていたのだ。
そう、どこかで『私は、治すことができる!』とでも思っていたし、奢っていたのだ。
自分はただの人にすぎないのに、自分の職務を振りかざし、なんて傲慢な態度を
取っていたのだ。と恥ずかしさとショックが入り混じりとにかく衝撃的だった。
それからと言うもの、私にできることを一生懸命にやることにしたのです。
1日がかなりあっという間にすぎて。
いいのか分からないけど、とにかくあっという間に時が過ぎた。
そう、私にできることは、よくなるように祈ること。(私が薬がいいと思っているか否かは関係なく)医師の処方した薬を飲んでもらうように促した。
これが仕事というものなのか。。。
まだ分からない。私がしたかった仕事は本当にこれなのか。。。。
私はただ笑顔が見たいだけなのに。。。。。。
私の葛藤はまだまだつづく。。。。
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