ごきげんよう
以前、健康診断は健康であることの証明になるのかという記事を書きました。
実は、健康診断って、健康を診断するって書いていあるけれど、「健康であるかどうか」ではなく、病気でないかどうかをチェックするだけでしたね。
もぅ一つ、びっくりしたことがありまして、それが、、、、
ここで使用されている「基準値」の件です。
これがどうやって決まったか、という裏話です。
実は、検査会社の社員の平均だとか。
検査会社にお勤めの方って、ヒョロヒョロのイメージありません?
ものすごく偏見ですけどね。
筋肉隆々です!みたいな人はいますかね?
日本国民の平均よりはなんか不健康側に偏っている気が・・・
って、やっぱり思いっきり偏見ですけどw
とにかく、それが基準値で使われていたら、どうでしょう
そして、もう一つ、この基準値にはすごい幅があるってこと。
人によって身長や体重が異なりますので、ある程度幅は必要かと思いますが、
そんな何倍も開きますかね?
オリンピック選手のようなアスリートとヨボヨボのおじいちゃんが同じではないことは確かですけど、でもこれ、みんなが使う健康診断の基準値ですからね。
例えば、
血清鉄
男 54-200 μg /dl
女 48-154 μg /dl
男4倍、女3倍。の開き
女性は男性に比べて生理があるので低いのは当然でしょうか。
生理がある分、十分に体内に血液を貯めておきたいのです。むしろ男性と同じくらいあってもいいじゃないですか?
そして誰も注目しないのだろうけれど、、、
フェリチンの値。
男性 39.4~340.0 ng/ml
女性 3.6~114.0 ng/ml
とあります.
フェリチンは、貯蔵鉄とも言われています。血中をぐるぐるしている鉄がお財布に入っているお金なら、フェリチンは貯金残高。
多い方が良い気がしますね
なのに、基準値をご覧ください。
男性では10倍のひらき
女性においては、30倍のひらきが!
女性の低値と男性の高においてはなんとざっくり100倍の差
すごい開き!!
驚きすぎて私の口まで開いておりますw
フェリチン一桁の私が10倍程度まで上げて私の疲れなさはびっくりするくらい元気になりました。
というわけで
フェリチンに関しては3.6なんてもぅ疲れちゃって疲れちゃって布団から出てこれませんよ。
すぐ疲れちゃうし、精神的にも不安定になります。(だって貯金ないんだもんw
働けないですよ。
なのに、正常値とされている不思議。
これって、やっぱり健康とは言えませんよね。
基準値内であっても病気ですって言われて治療を開始してもらいたいレベルなんですよ。
体感を大事にすること、数値に踊らされないことも大事ですね。
まとめ
基準値って当てになるようで、ならないって話。
真の健康診断の上手な使い方:
分子栄養学的には
血清鉄:100
フェリチン:最低20以上 50あっても良いとも言われています。
(でも100とかだと「炎症」の可能性もあるのであればいいってことでもないのが分子栄養学の面白いところ。個々の数値を見つつ全体も見ます。脂肪肝、炎症、腫瘍性病変、妊娠で上がってしまうからね)
健康診断後の血液データで見るのは、細胞が適正に働いているのかどうか。
具体的には、普段食べている食事があなたの体にあっているかどうか。
本来のあなたのパフォーマンスを発揮しているかどうかが大事だと私は考えています。
分子栄養学×心理学を薬剤師であるカウンセラーが健康についてアドバイスしています。
自分を知ることは自分の可能性を知ること
それではごきげんよう〜
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