クリフジャンプ
崖から海または川へ落ちる事。
クリフとは崖のこと。
まさかジェットコースター、フリーホール嫌いのこのわたしが挑戦するなんて。
夢にも思わなかった。
でも飛んだのである。
高さ5mの崖から海へめがけてのジャンプ。
飛んでみての感想は、
ちょー気持ちよかった!
何じゃそりゃ である。
あんなに怖い怖いと思っていたのに。
要するになんでもやってみてたらいいのよね。
案外、怖いと頭の中で思っていても
心は、楽しんでいたりしていたんだ。
でも、やっぱり怖かった。
何が怖かったって、飛ぶ前が一番怖かったの
崖の端から飛ぼうと、
走って踏み込んでみようかと思うけれど、
腰が引けて。
海を目の前に、
最後の一歩が踏み出せない。
何度もインターバルを行ったり来たり。
何度も何度も。。。
きっとオーディエンスも
飛ばない私にヤキモキしてたはず。
なぜって、
飛べない私に、
こーなんか、一歩が踏み出せないんだよね。
なんなんだろう。
躊躇。
恐怖。
それ以外のなにものでもない
恐怖
でも、飛んだんだよね。
「セブ大スキー!」
って叫びながら
まぁ、 最終的には飛んだというより、
「落ちた」に近い。
いや、ニュートンの法則的には落ちるで正解か。
決してお世辞にもかっこいいとは言えない格好。
これは毎度のこと
でも、結果、飛べた。
そして、楽しかった。
やっぱり、
一歩踏み出し、飛び込んでしまえば
恐怖なんてなかった。
ん?
やっぱり?
そう
なぜ飛べたかって、
あの言葉を聞いてて、
もしかして、、、、と思うことがあったから。
そう、あの言葉ってこれ。
「飛ぶ前の方が
怖かったですね。
飛んだら
怖くないですよ」
この言葉を聞いて、
私は、
会社を辞めるのと同じだな。
と思っていたんだ。
辞める前はあんなに怖かったのに、
辞めてみたら想像していた怖さなんてなかった。
お給料が頂けない事に対して
「生きて行けない」
と本気で思っていたけれど、
辞めてみたら当たり前のように
手にしていたお給料がないのに案外楽しんでいるの。
全然不安じゃなかった。
びっくりしたよね。
それに気付いたとき。
私にとって「お給料」は全然重要ではなかったのね。
辞める前はあんなに一番気にしていたところだったのに。。。。。
この2つ、会社を辞めること
とクリフジャンプが
同じことだと分かっていたから、
私はこの崖を飛ぶことを決意していたんだ。
頭で考えていること
と
心が感じることが
違うってことに
私は気がついたから。
そして、辞めてみて分かったことがあった。
「お給料はわたしを幸せにしない」
という事。
私の人生の中でお給料は重要でなかったんだ。
あれは一種の麻薬みたいなもので、
ないと生きて行けなくするものなのね。
もちろん、どこに行くのも、なにをするのも
お金が必要だったりするので多少ないとダメだけれど。
そして私はお金は好きだけれど♡
でも、それが全てではない。
あの時、
こーなったらギリギリまで働かなくてもいいかな?
とさえ思っていた。
これはチャンスだ。
楽しい!と思う事をやっていこう。
そこから次の道を決めてもいいじゃないか。
って本気で思っていた。
思い返せば、子供の頃は次の道が決まっていた。
幼稚園、小学校に入ったら6年
その後、中学校へ3年間行き
そして高校、それから大学へ
卒業と言う終わりがあり、
入学という始まりがあった。
やがて普通のレールに乗って社会人になった。
そう、これは始まり。
終りがないって。
私、いつまで社会人頑張れば良いんだ?って。
おおよそ40年?!
衝撃
20代の私にとっては、衝撃的だった。
40年ってどんな長さだろうか。。。
想像ができない。
だからってどーしたら良いか全然
全くアイディアが浮かんでこなかった。
だから、いまはレールがない。
周りは大丈夫か?と言う。
でも、わたしは大丈夫だとしか言わない。
むしろ楽しいのである。
働くってなにか?
仕事をする事はどういう事か?
お金ってなんなのか?
本当に大事にしたいヒトはどんな人か?
そもそもわたしは何者なのか?
これらを考える人生の最大のチャンスを手にしていた。
お給料は私を幸せにしない
お給料の額が幸せの量ではない
じゃー、
幸せってどんなことだろう?
そんなことも考えるきっかけを得ていた。
この2015年の一年は、
そんなことを考えながら、
毎日を最大限に楽しむ為に、
わたしが出来る事。。。。
いや、わたしがしたい事をし続けよう。
もぅ、
わたしは飛んでしまったのである。
後は海の中を
楽しんで泳げるだけ泳いで、
人魚みたいに決死の覚悟を持って
陸に上がるんだ。
そんなことをある日の日記に綴っていた。
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